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5.公認心理師と臨床心理士の違い

一般的に知られていることとしては、公認心理師は国家資格であり、臨床心理士は資格認定協会という民間団体が出す民間資格ということになります。心理職としての国家資格が創設された意義はとても大きいとは言えますが、臨床心理士とどのように共存していくのかはこれからの課題です。

臨床心理士が一般化したのは、1995年の阪神大震災以後です。20年を超え、立派な歴史があります。公認心理師のイメージはこの臨床心理士の歴史なくしては語れません。特に養成システムは公認心理師の養成システムに影響を与えつつも、違いも出ています。

今のところあげられる両資格の相違点は、学修段階にあると言って良いでしょう。典型例としては、公認心理師は単位取得資格であるためか、卒論と修論が要件に入っていません。学部の場合、指定された単位を取得して「卒業」することになっていますが、卒論がありません。

また、最近よく受ける質問に、公認心理師国家資格試験は、臨床心理士資格試験の勉強をしていれば受かりますか?というものがあります。結論としては難しいでしょう。

公認心理師は、よく言えば幅が広く、どこにでも顔を出せる資格ということになります。その分、公認心理師に求められるのは、「チーム」「連携」「協同」といったことになります。

また守秘義務の考え方も臨床心理士と公認心理師では異なると思われます。ケースによって、対応する法律が変わるからです。

つまり、法律の知識をしっかり持った、心理職で、チーム内で連携が取れるような仕事をするというイメージができているということになります。

もう一つ重要なキーワードが「エビデンスベースド」です。エビデンスは「証拠」「根拠」と訳しますが、その意味で法律の知識とエビデンスの知識をしっかり保有する心理職の資格が公認心理師ということになり、臨床心理士とは別資格として考えられているということになります。